2006年 05月 17日
帰国のご挨拶 |
とうとう帰国しました。2年間帰国していなかったので日本、久しぶりです。当然ながら何でも日本語で用が足りてしまいますし、相当な浦島太郎状態。TV見ても知らないCMばっかり、車は左を走ってるし、新鮮です本当に。
渡米時に比べて帰国というデッドラインが決まっている分、ここ数週間、片付けなどが思ったよりも大変で、最後はヘロヘロ。加えて長時間フライトでこんなにやられたのも久しぶりです。感傷に浸る暇もなく、あっけなく帰国しちゃいました。
アメリカに住むことになって、だいたいの生活は想像できるし、大きな驚きはないだろう、と思ってやってきて、確かに驚きは少ないけれど、でもジワジワと心にしみるようにNCが好きになりました。 Chapel Hill、正確には住んでいたのはCarrboroですが、ここは田舎町で環境が良いだけでなく、大学町だから住人の意識も高く(偏見も少なく)、外国人が住むには最適の環境だったと思います。幸いな事に色々な方と知り合えて支えて頂き、個人的関心を満足させる事にもいろいろトライできました。渡米前には全く心に余裕のない生活だったのと大違いでした。 恐れているのは、逆ホームシック。大学の頃に留学から戻った後は物凄く寂しくて、相当、落ち込みました。だからここ数ヶ月、「帰りたくない」とか「ここが恋しくなる」といった感情からdetouchするように心掛けてきましたが、でもどうかな、大丈夫かな。しばらくはノースカロライナにいないことを寂しく感じると思います。 感情吐露系のことは苦手なので、主観を極力排し、出来事ベースのブログになりました。幸いなことに多くの方に見て頂いて、コメント頂いたり、あるいは直接「見ましたよ」なんて言って頂いたり、お近くにお住いの方には情報を頂いたりと、無職生活でも視野を広げるとても良い機会となりました。
今までお付き合い下さって、本当にありがとうございました。
お役に立てる情報は少ないかと思いますが、ちょこちょこ修正・追記しながら、このブログ残しておきます。引き続き、NCお住いの方、これからお住いになられる方のちょっとでもお役に立てば幸いです。
また今後、日本でもブログするかもしれません、その節はまたどうぞよろしくお願いいたします!
Terry 拝
お役に立つか分かりませんが、帰国準備でいろいろと手続き関係に走り回った経験をメモしておきます。
■車売却
個人売買をする時間的余裕もないだろう、と思って、最初から「新車で買って、中古車業者に売る」のつもりでいました。売ったのはCarmax、第三者評価機関のKelley Blue Bookの査定価格を元に買値を決めるのでとても明朗システム(価格交渉は無し)。
売りに行く前にKelly Blue BookのHPで値段をチェックして出かけたのですが、なんとそれよりも1500ドル高い値段を付けてくれました。これは驚き、ビバ!カーマックスです。逆に、査定に不満で個人売買を選んだ人もいるようなので、一概には言えませんが、かなり良心的な業者という印象です。
■ケーブル解約
ブロードバンドにCATVと、生活に欠かせないケーブル。レンタルしている機材の引き取りを電話で予約しました。余裕をもって早めに持って帰ってもらいましたが、その後がやはりとても不便、ネットにテレビっ子なアメリカ生活でしたので・・・。
後日、精算もあってタイムワーナーのオフィスに行ったら、レンタル機材を持ち込んでその場で解約している人も。これをすればギリギリまでネットが使えたんですね。
(後日談)解約したのに日本にもBillが依然送られてきます!メールで確認すると「あ、ごめーん」ですって。その辺、やっぱりルーズです。
私は払いすぎていたのでRefundがあり、日本の住所に送られてきました。解約後2ヶ月後でした。
(追加)後から請求されてくる各種Bill(家の場合、電気代や病院の診察費など)は、日本の住所に転送してもらうようにしておいて、日本から電話して、日本のクレジットカードで払っちゃってます。
■銀行口座の解約
今回、最も混乱したのが、バンカメの銀行口座解約。帰国してもしばらくお金の支払いやリファンドの受け取りもあるから、当座だけ口座を残しておきたかったのですが、これがもう大混乱。
事前に銀行支店に出掛けて、「送金日と解約期日を将来に指定して書類を作成し、本人帰国後、支店で手続きを進めてもらう」ことが可能、と言われて安心していたのに、いざやろうとすると担当者が「責任を負えないからダメ」と言い出す始末。事前の確認時、念のためマネージャーにも確認したのですが。。。
しかし幸いなことに、後日別のベテラン行員さんに改めてお願いした時は大丈夫でした。カルボロ支店のアジア系女性行員には要注意です。
(後日談)しかし、このベテラン行員さんも、結局は口約束。全然処理を進めてくれません。
結局、バンカメの残額は、日本の銀行口座(私はCitiの外貨口座)に自分宛の小切手を預金することに。その後、カスタマーサポートに電話(orメール)して、口座解約の依頼をすることになりそうです。。。
残しておくと、6ヶ月アクティビティ無しだと財産放棄したものとして没収されちゃうし、さもなくば利息に税金かかる可能性もあるし、となかなか面倒です。。。
■携帯電話の解約(Sprintの場合)
2年契約していたSprint。早期解約(Early termination)にはペナルティ$300がかかると契約書にはあるのですが、帰国は特殊事情でこのペナルティは不要です。私達はUniversity MallのRadio Shackで契約したので、最後も店頭で解約しようと思ったのですが、帰国の証明に「航空券」「日本でのパーマネントアドレスを証明するもの(英語)」が必要、とのこと。
我々の場合、何故かSprintの営業所に行ってくれ、とRadio Shack店頭から掛けたカスタマーサービスに言われたため、Southpoint近くの営業所へ移動。営業所で改めてカスタマーサービスにコンタクトしてもらい、店員さんが航空券を確認し(住所証明は確認無し)、その場ですんなり解約。
Radio Shackから解約する場合は航空券のコピー等をカスタマーサービスにFAXするようです。出来る限りいろいろな書類を持参されたほうが良さそうです。
■アメリカの電化製品
いろいろ買った電化製品、日本でも使いたくて結構持ち帰ってきました。
まず懸念していたのが「コンセントが入るか」。これ、大丈夫でした、日本のコンセントも左右微妙に長さが違って、ちゃーんと入りました。
で、次が「電圧の違いは性能に影響するか」。これも大丈夫。ウォルマートで買った8ドルのスタンドから、Cuisinartのフードプロセッサまで、ちゃーんと使えてます。熱くなるとかも特に気になりません。
逆に、ありゃりゃー、だったのが、ステレオ。ラジオの周波数の対応バンドが日米で違って、日本のラジオは聞けません(涙)。確認不足でした(でもうっかりBoseの高いの買わないでよかった~)。
渡米時に比べて帰国というデッドラインが決まっている分、ここ数週間、片付けなどが思ったよりも大変で、最後はヘロヘロ。加えて長時間フライトでこんなにやられたのも久しぶりです。感傷に浸る暇もなく、あっけなく帰国しちゃいました。
アメリカに住むことになって、だいたいの生活は想像できるし、大きな驚きはないだろう、と思ってやってきて、確かに驚きは少ないけれど、でもジワジワと心にしみるようにNCが好きになりました。
今までお付き合い下さって、本当にありがとうございました。
お役に立てる情報は少ないかと思いますが、ちょこちょこ修正・追記しながら、このブログ残しておきます。引き続き、NCお住いの方、これからお住いになられる方のちょっとでもお役に立てば幸いです。
また今後、日本でもブログするかもしれません、その節はまたどうぞよろしくお願いいたします!
Terry 拝
お役に立つか分かりませんが、帰国準備でいろいろと手続き関係に走り回った経験をメモしておきます。
■車売却
個人売買をする時間的余裕もないだろう、と思って、最初から「新車で買って、中古車業者に売る」のつもりでいました。売ったのはCarmax、第三者評価機関のKelley Blue Bookの査定価格を元に買値を決めるのでとても明朗システム(価格交渉は無し)。
売りに行く前にKelly Blue BookのHPで値段をチェックして出かけたのですが、なんとそれよりも1500ドル高い値段を付けてくれました。これは驚き、ビバ!カーマックスです。逆に、査定に不満で個人売買を選んだ人もいるようなので、一概には言えませんが、かなり良心的な業者という印象です。
■ケーブル解約
ブロードバンドにCATVと、生活に欠かせないケーブル。レンタルしている機材の引き取りを電話で予約しました。余裕をもって早めに持って帰ってもらいましたが、その後がやはりとても不便、ネットにテレビっ子なアメリカ生活でしたので・・・。
後日、精算もあってタイムワーナーのオフィスに行ったら、レンタル機材を持ち込んでその場で解約している人も。これをすればギリギリまでネットが使えたんですね。
(後日談)解約したのに日本にもBillが依然送られてきます!メールで確認すると「あ、ごめーん」ですって。その辺、やっぱりルーズです。
私は払いすぎていたのでRefundがあり、日本の住所に送られてきました。解約後2ヶ月後でした。
(追加)後から請求されてくる各種Bill(家の場合、電気代や病院の診察費など)は、日本の住所に転送してもらうようにしておいて、日本から電話して、日本のクレジットカードで払っちゃってます。
■銀行口座の解約
今回、最も混乱したのが、バンカメの銀行口座解約。帰国してもしばらくお金の支払いやリファンドの受け取りもあるから、当座だけ口座を残しておきたかったのですが、これがもう大混乱。
事前に銀行支店に出掛けて、「送金日と解約期日を将来に指定して書類を作成し、本人帰国後、支店で手続きを進めてもらう」ことが可能、と言われて安心していたのに、いざやろうとすると担当者が「責任を負えないからダメ」と言い出す始末。事前の確認時、念のためマネージャーにも確認したのですが。。。
しかし幸いなことに、後日別のベテラン行員さんに改めてお願いした時は大丈夫でした。カルボロ支店のアジア系女性行員には要注意です。
(後日談)しかし、このベテラン行員さんも、結局は口約束。全然処理を進めてくれません。
結局、バンカメの残額は、日本の銀行口座(私はCitiの外貨口座)に自分宛の小切手を預金することに。その後、カスタマーサポートに電話(orメール)して、口座解約の依頼をすることになりそうです。。。
残しておくと、6ヶ月アクティビティ無しだと財産放棄したものとして没収されちゃうし、さもなくば利息に税金かかる可能性もあるし、となかなか面倒です。。。
■携帯電話の解約(Sprintの場合)
2年契約していたSprint。早期解約(Early termination)にはペナルティ$300がかかると契約書にはあるのですが、帰国は特殊事情でこのペナルティは不要です。私達はUniversity MallのRadio Shackで契約したので、最後も店頭で解約しようと思ったのですが、帰国の証明に「航空券」「日本でのパーマネントアドレスを証明するもの(英語)」が必要、とのこと。
我々の場合、何故かSprintの営業所に行ってくれ、とRadio Shack店頭から掛けたカスタマーサービスに言われたため、Southpoint近くの営業所へ移動。営業所で改めてカスタマーサービスにコンタクトしてもらい、店員さんが航空券を確認し(住所証明は確認無し)、その場ですんなり解約。
Radio Shackから解約する場合は航空券のコピー等をカスタマーサービスにFAXするようです。出来る限りいろいろな書類を持参されたほうが良さそうです。
■アメリカの電化製品
いろいろ買った電化製品、日本でも使いたくて結構持ち帰ってきました。
まず懸念していたのが「コンセントが入るか」。これ、大丈夫でした、日本のコンセントも左右微妙に長さが違って、ちゃーんと入りました。
で、次が「電圧の違いは性能に影響するか」。これも大丈夫。ウォルマートで買った8ドルのスタンドから、Cuisinartのフードプロセッサまで、ちゃーんと使えてます。熱くなるとかも特に気になりません。
逆に、ありゃりゃー、だったのが、ステレオ。ラジオの周波数の対応バンドが日米で違って、日本のラジオは聞けません(涙)。確認不足でした(でもうっかりBoseの高いの買わないでよかった~)。
by NCTerry
| 2006-05-17 11:30
| ご挨拶