2006年 01月 13日
ディープサウス紀行(アッシュビル&まとめ) |
■アパラチアの湯「Shoji Retreat」
メンフィスからの戻り、途中泊まったのは、NC西部の都市アッシュビル。既に何度目かになりますし、名物Biltmore Estateも既に行ったし(今回も再訪しましたが)、特に目的も当初はありませんでした。
が、アメリカ人のお友達から「露天風呂があるのよ」と教えてもらい、急遽色めき立ちました、露天風呂なんて何年も行ってないではありませんか。
そして、アッシュビルのダウンタウンから車で10分。細い山道の先、雑木林の中にありました「Shoji Retreat」。
お風呂だお風呂だ、とすっかりご機嫌。車を降りてから、いい湯だな~アハハン♪、といい気になって口ずさんでたら、後ろを歩いていたアメリカ人女性に「日本人の方ですか?」と流暢な日本語で声掛けられちゃった。はっずかしー。
気を取り直してシャワーを浴び、受付で渡される「Yukata」に着替えて、いそいそと丘の中腹にある露天風呂へ。檜の湯船なんか期待しちゃったけど、実際には丸いジャグジー。でもいいの、露天だから。
温泉ではないから特に効用ないんだけど、でも寒空の下、頭を冷やしながらゆっくり浸かるお風呂、やっぱりいい・・・ 湯船にはアヒルの人形もいました。
(ちょっと要注意なのが、お風呂に塩素を入れているっぽい点。お湯で肌がややピリピリします、私は鈍感だから慣れちゃったけど)
湯質はともかく、それまでの疲れも幾分取れたような気もしないでもない・・・
旅行の最後によい場所選びました。
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こうして終わりました、10日間2500マイルの南部の旅。
随分とニッチな場所にばかり行きたがって、オットには悪かったかな~、と思っていたのですが、新しいことが多くてとても濃い旅行だった、と充実していた様子。よかったよかった。それに、全く期待していなかったのに、南部はどこも食事がおいしかった! 戻って来てから、アメリカ人(白人)と旅行の話題になり、「ディープサウス行ったよ」と言うと、必ず「なんか、差別とか受けなかった?大丈夫だった?」と心配そうに聞かれます。アメリカ人も、やはり今も気になる問題なんでしょうか(あるいは単にネタ?)。
幸い、(一応)観光ルートになっているような場所だったのもあって、全然嫌な思いをすることはありませんでした(白人の老夫婦に、珍しい動物でも見るかの如く、じぃーっと見つめられることは相変わらずありましたが>もう慣れちゃったけどね)。
それに、普通に街中で見る光景も、黒人の人と白人の人も普通に一緒ですし、Chapel Hillで普段生活している時の光景と大きく変わりません。もちろん、私は単なる旅行者ですから、深い所までは見えません。今も、人種の問題ってセンシティブですし、根深い問題はまだまだたくさん。でも、(甘いかもしれませんが)今回見た限りのものからは、分離の歴史を乗り越えて、統合を進めていこうとする意思だけは伝わってきたような気がします。
なかなかニッチな場所ですが、南部、別に歴史とかの側面は除いても、自然は綺麗だし食べ物はおいしいし、なかなか楽しい場所でした。
■遅い!遅すぎる!しかしおいしい!タイ料理「Jae Thai Restuaurant」
露天風呂に入って毒気も抜けて(?)、アメリカンよりアジアンだよね~、ということで、検索して出てきたアッシュビルに1軒しかないタイ料理屋さん。お店、なんとなく確かに本格っぽい(イメージ)、客層も高め。店員さんはアメリカ人(タイ民族衣装っぽいものを着てる)ですが、シェフはタイの方とのこと。
お店の案内には「オーダーを受けてから作るので時間がかかります」と但し書きが。
それじゃあ早めに、、、と多少余裕をもって出掛けたものの、注文してから最初のお皿が出てくるまでに、なんと1時間!もちろん途中、散々クレームしての結果。もう帰っちゃうからね、と席を立った矢先にようやく料理登場・・・
この時はパッタイ(オット)とジャングルカレー(私)。後者、ココナッツの取れないタイ北部ジャングル発祥の、チキンブロスを使ったタイカレー、これがたいそうおいしかったの。チキンはちゃんと炭焼きだし、カボチャや茄子などアジア野菜のふんだんに入ったスープは、コクもあるし(Extra Hotにしたからもあるけど)キレもある味。
時間に余裕があれば、えぇ喜んで待ちますとも、このレベルだったら!
しかし次の予定のあった我々は大急ぎで食べてお店を後にしたのでした。
Jae Thai Restaurant & Bar
70 Westgate Pkwy,
Asheville NC
(828) 281-4155
メンフィスからの戻り、途中泊まったのは、NC西部の都市アッシュビル。既に何度目かになりますし、名物Biltmore Estateも既に行ったし(今回も再訪しましたが)、特に目的も当初はありませんでした。
が、アメリカ人のお友達から「露天風呂があるのよ」と教えてもらい、急遽色めき立ちました、露天風呂なんて何年も行ってないではありませんか。
そして、アッシュビルのダウンタウンから車で10分。細い山道の先、雑木林の中にありました「Shoji Retreat」。
お風呂だお風呂だ、とすっかりご機嫌。車を降りてから、いい湯だな~アハハン♪、といい気になって口ずさんでたら、後ろを歩いていたアメリカ人女性に「日本人の方ですか?」と流暢な日本語で声掛けられちゃった。はっずかしー。
気を取り直してシャワーを浴び、受付で渡される「Yukata」に着替えて、いそいそと丘の中腹にある露天風呂へ。檜の湯船なんか期待しちゃったけど、実際には丸いジャグジー。でもいいの、露天だから。
温泉ではないから特に効用ないんだけど、でも寒空の下、頭を冷やしながらゆっくり浸かるお風呂、やっぱりいい・・・ 湯船にはアヒルの人形もいました。
(ちょっと要注意なのが、お風呂に塩素を入れているっぽい点。お湯で肌がややピリピリします、私は鈍感だから慣れちゃったけど)
湯質はともかく、それまでの疲れも幾分取れたような気もしないでもない・・・
旅行の最後によい場所選びました。
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こうして終わりました、10日間2500マイルの南部の旅。
随分とニッチな場所にばかり行きたがって、オットには悪かったかな~、と思っていたのですが、新しいことが多くてとても濃い旅行だった、と充実していた様子。よかったよかった。それに、全く期待していなかったのに、南部はどこも食事がおいしかった!
幸い、(一応)観光ルートになっているような場所だったのもあって、全然嫌な思いをすることはありませんでした(白人の老夫婦に、珍しい動物でも見るかの如く、じぃーっと見つめられることは相変わらずありましたが>もう慣れちゃったけどね)。
それに、普通に街中で見る光景も、黒人の人と白人の人も普通に一緒ですし、Chapel Hillで普段生活している時の光景と大きく変わりません。もちろん、私は単なる旅行者ですから、深い所までは見えません。今も、人種の問題ってセンシティブですし、根深い問題はまだまだたくさん。でも、(甘いかもしれませんが)今回見た限りのものからは、分離の歴史を乗り越えて、統合を進めていこうとする意思だけは伝わってきたような気がします。
なかなかニッチな場所ですが、南部、別に歴史とかの側面は除いても、自然は綺麗だし食べ物はおいしいし、なかなか楽しい場所でした。
■遅い!遅すぎる!しかしおいしい!タイ料理「Jae Thai Restuaurant」
露天風呂に入って毒気も抜けて(?)、アメリカンよりアジアンだよね~、ということで、検索して出てきたアッシュビルに1軒しかないタイ料理屋さん。お店、なんとなく確かに本格っぽい(イメージ)、客層も高め。店員さんはアメリカ人(タイ民族衣装っぽいものを着てる)ですが、シェフはタイの方とのこと。
お店の案内には「オーダーを受けてから作るので時間がかかります」と但し書きが。
それじゃあ早めに、、、と多少余裕をもって出掛けたものの、注文してから最初のお皿が出てくるまでに、なんと1時間!もちろん途中、散々クレームしての結果。もう帰っちゃうからね、と席を立った矢先にようやく料理登場・・・
この時はパッタイ(オット)とジャングルカレー(私)。後者、ココナッツの取れないタイ北部ジャングル発祥の、チキンブロスを使ったタイカレー、これがたいそうおいしかったの。チキンはちゃんと炭焼きだし、カボチャや茄子などアジア野菜のふんだんに入ったスープは、コクもあるし(Extra Hotにしたからもあるけど)キレもある味。
時間に余裕があれば、えぇ喜んで待ちますとも、このレベルだったら!
しかし次の予定のあった我々は大急ぎで食べてお店を後にしたのでした。
Jae Thai Restaurant & Bar
70 Westgate Pkwy,
Asheville NC
(828) 281-4155
by NCTerry
| 2006-01-13 03:48
| 旅行編