イスロマニアなBahamas旅行(お食事編):魚喰文化 |
特に名物なのは「コンク貝」。カリブ海で沢山取れる、淡白でやわらかい白身の貝で、癖がなくてとても食べやすいのです。リゾートでも、クルーザーの中でお料理をする人向けに、地元の人が桟橋までボートで貝を売りに来ていました。
魚を食べなれた人々だからでしょう、バハマの魚料理はとてもとてもおいしかったのです。
■Bootle Bay Fishing Lodge
リゾートから車で10分程度のところにあるフィッシングの拠点兼宿泊施設、ここのレストランはローカルなメニューがローカルな値段で食べられる、と聞いて出かけました。
レストランというより、食堂。裏手には船着場があり、↑のようにその日の釣果を捌く釣りおじさん達がいて、食材をこの食堂に持ち込んで調理してもらっていたようです。
Conch Fritterはさいの目にしたコンク貝入りの、ちょうど回りがよく焼けた「たこ焼き」のような感じ。味や食感は限りなくたこ焼きに近く、かつマヨネーズ系のソースも付いてくるので、これに「オタフクがあれば完璧!」な感じ。
一緒に頼んだCracked Conchは身そのものをフリッターにしたもの。ちょっと揚げ物かぶっちゃった。
Snapper(鯛)は身がとても柔らかく(緩いというのではなく)、脂も乗っていて、かつ火の通し具合も丁度良くておいしいのです。奇をてらった味付けではないのも好感。
■Aqua
リゾートのメインダイニング、最終日の晩にとっておきました。
最後まで食べる機会を逸していたConch Salad(←)、それからShrimp Cocktail(→)。どちらもかわいらしく盛り付けられて出てきます。
そしてメインには、シーフードのサフランソース(その場でフランベ!)、グルーパーのブロイル。
サフランソースはレストランの人気メニューのようです、レストラン中そこかしこで火の手が上がります。生クリームにバターが入るのでこってりはしますが、お味付け、もう絶妙!今回の旅行のベストディッシュに決まりです。
オットのグルーパーもとても柔らかく脂が乗り、これもおいしかった!
このリゾート、全般的にサービスは「???」だったのですが、このレストランだけは別、ちゃんとしていて、気持ちよくお食事が出来ました。
■Dockside Grill
夕方にものすごい雷雨が来た晩、(部分的な)停電復旧を待つ間に食べに行ったリゾート内のグリルレストラン。
そろそろ丘のものも食べたいかしら、の気分で、私はチキン。オットはSnapper。チキンはBahamas風スパイスとのことで多少スパイシー、おいしかったです。
そしてSnapper、なんとこれ干物(一夜乾しかな)にしたものをブロイルしたもの!身が半透明でほろっと柔らかく、しかし味はぎゅっと濃くなっていて、驚きのおいしさ!
■ピクニックのランチ
宿泊のパッケージに付いていた岩礁のビーチへのピクニックでは、ランチの中身を好きなように指定できました。メニューにあったのが「Conch Burger」、要はコンク貝のフライをバンズに挟んだもの。食べにくい大きさながら、これがやっぱりおいしいのです。
コンク貝、日本に輸出したら絶対売れるだろうに、と思うのですが(鮑よりも柔らかく、かつ味も濃いし)。
お魚大満喫のバハマ旅行。揚げ物が多くて若干閉口もしましたが、でもやっぱり、ここもお魚天国でした。