至福のホエー豚 |
先日、聴講の授業でこの一体のSustainable Agricultureがテーマになり、Farmers’ Marketにもお店を出しているおいしいチーズ屋さん「Chapel Hill Creamery」が、チーズ作りの過程で出るホエー(乳清)で豚を育てていて、脂身は甘く身も柔らかくとってもおいしい、しかしほとんどがレストランに買い占められちゃってなかなか入手できない、と聞きました。
このチーズ農家にもFarm Tourで訪問できる、しかも豚の試食と販売がある、とのことで、イソイソと豚肉を買いに行ってきました。
まずは牛の搾乳とチーズ作りの工程を見学(丁寧な説明付き;実演は無し)。酪農のこと全然知りません、1日朝夕2回、合計8ガロン/1頭も搾乳するとか聞いてびっくり。
そしてホエーを食べる子豚達。
ホエーを積んだトラクターが近づくともう大興奮、一目散に餌桶に向かって突進、勢い余って桶に飛び込む子、多数。
ホエーを貰うと大喜び。喜びのあまり桶からこぼれたホエーに体ごとダイブ。
かわいー♪
次いでチーズと豚肉の試食&販売。フレッシュモッツァレラもフェタチーズもとてもおいしいのですが、今日の目玉は豚。ここの豚肉を使っているレストラン「Lantern」のシェフが作った豚のロースト、ハム、パテ、どれもすっごいおいしい!
特にローストは、塩水に2日漬け込んでからじっくり焼いたそう、脂身はしっとりと甘くて、でも全然脂っぽくない。
バラ肉を買おうと思ってたんだけど、この日はなくて次の出荷(屠殺?)は3週間後とのこと、残念。テンダーロイン(ヒレ肉)にしました(メールアドレスを登録しておけば、その都度連絡をもらえるそうです)。
そしてこのヒレ肉、これがビックリするほどの柔らかさ!切れの悪い包丁でもスーッと切れてしまう。これをシンプルに塩・コショウ・ガーリックで焼いてレモン添え。パサパサすることなく、しっとり柔らか、でも味は濃い。すっごくおいしいです、これは驚き!
なんでもホエー豚は保水率が高くて不飽和脂肪酸が多いんだそう。それに乳酸菌も沢山体内にあって抗生物質とかの使用も最小限で済むらしい。
ホエー豚をググってたら「ホエー豚産業クラスターの開発」なんて北海道のプロジェクトを発見!楽しそうなクラスターだなぁ♪